Hugoo Voicesは、「宝物のような子育ての時間を、自分自身も大切にしながら楽しんでほしい」 という想いを伝える企画です。子育ては、忙しく大変なこともあるけれど、その中にはたくさんの発見や喜びがあります。ライフスタイルや価値観が変わったり、新しい自分に出会えたり。Hugoo Voicesでは、そんな子育てがもたらすポジティブな変化や気づきを、共感する皆さんと一緒に発信していきます。

子どもと一緒に過ごしていると、日常の小さなことがすべて宝物のように感じられるようになりました。たとえば、送り迎えの時に季節の匂いを感じたり、はじめての「できた！」を見守る瞬間だったり…。大人になるとつい見落としてしまう“当たり前”が、子どもの目線だとキラキラして見えるんです。私自身、子どもたちのおかげで「急がなくていいんだ」「今この瞬間をちゃんと感じたい」と思えるようになりました。子育ては大変なことも多いですが、その倍以上に、新しい発見と豊かさをもらっている気がします。

子どもが生まれてから、時間の使い方や優先順位がガラッと変わりました。以前は「効率よく動くこと」が大切だったけれど、思い通りに事が進まないのが当たり前、今は“ゆっくりでも丁寧に、大切なものに時間を使う”という価値観に変わったような気がします。ママ友やまわりの人に頼ったり、家族で役割を分担したり。完璧を目指すより「今日も家族が無事に過ごせたことに感謝」と何気ない日常に幸せを感じるようになりました。子育てのおかげで、暮らしがより健やかに、しなやかになったと感じています。

忙しい毎日の中でも、ほんの少しの“ひと息の時間”を大切にしています。仲間と朝ランニングをしたり、豆から挽いた美味しいコーヒーをゆっくり飲んだり、好きなお香を炊いたり…。完璧な「自分時間」をつくろうとすると続かないので、スキマにできる小さなご褒美を積み重ねるように意識しています。あとは、無理をしないと決めること。疲れた日は手抜きもOK。

子供と一緒に「ま、いっか！」が合言葉。

自分を満たすことができたら、その分子どもにも優しくいられるので、罪悪感をもたずに“自分のための時間”を取ることはすごく大事だと思っています。

子育ては本当に想像以上にハードで、うまくいかない日もたくさんありますよね。でも、そのたびに悩んで、試して、少しずつ前に進んでいるだけで、もう十分すぎるほどがんばっていると思います。色んな段階があって、その度に悩んで。。でも悩むこと自体が向き合っている証拠なんだと私自身に言い聞かせています。毎日が学びの連続で、「完璧な親」なんてどこにもいないと感じています。どうか一人で抱え込まず、たまには誰かに甘えてください。そして、がんばっている自分をしっかり褒めてあげてくださいね。子どもたちは、パパママの笑顔がいちばん大好きだと思います。